コミュニティ立ち上げ後、日々試行錯誤しながらイベント開催や継続して発信していると思います。そのような中、「このコミュニティは果たして成長しているのだろうか?」と現状を評価したい時があるでしょう。一方で、コミュニティの具体的な評価方法がわからず苦労されることもあるのではないでしょうか?この記事では、コミュニティの成長の評価方法に悩まれている方に向けて、そもそもコミュニティの成長とは?という原点から、具体的な評価方法まで網羅的に解説します。語り手:KEEN株式会社 Founder&CEO 小倉一葉コミュニティの成長とはそもそもあなたは、コミュニティをなぜ成長させたいのでしょうか?コミュニティの成長について考える上で、漠然と考えても本質を捉えていなければ、方向性を見失い迷走する可能性があります。そのような時は、一旦原点に立ち返って、運営する目的を再確認してみましょう。目的は企業ごとに千差万別です。例えば、売上を上げるため、顧客との接点を増やすため 、自社製品を継続使用してもらうためなどがあります。いずれの目的であっても、目的達成の手段としてコミュニティがあるため、コミュニティの成長は必須です。このような前提と視点を軸に、どのような状態がコミュニティが成長していると言えるのか?について考えていきましょう。まずは、コミュニティの「メンバーが増加している」こと。中でも「リーダー数の増加」は、挑戦しているプロジェクト数と経験蓄積に比例しており、重要度が高い指標です。「発信数やイベント参加者数の増加」も、コミュニティ内の熱量を測る上で欠かせません。さらに、運営する「社内の参加者数」も看過できない大切な指標です。社内で支援者を増やすことで、長期でのコミュニティ維持につながる傾向があります。コミュニティの成長は2つの軸を評価指標とするコミュニティの成長の評価は、「数値データ」と「数値データの見直しと立ち返り」の2つの軸で評価することをおすすめします。そもそもコミュニティは、抽象度の高い世界です。メンバー同士のコミュニケーションは、個人の経験と主観により抽象的な表現になり、どうしても感覚的なやり取りになりがちで、議論がまとまらないこともしばしば。そこで、コミュニティ内で意思統一を図るために、数字を用いた数値データを活用しましょう。現状把握や進捗管理、数値目標などの場面で活用すると、数値が共通言語となるため、その効果は抜群です。このように、評価指標として数値データは必須です。一方で、数値データの抽出や分析に盲信しすぎないことも重要です。抽出・分析した数値データを見直して、「そもそも本来の目的達成に関係するデータなのか?」と俯瞰して立ち返って評価することに価値があります。なぜなら、目標の数値が達成されていたとしても、よく見直すと、実はコミュニティの成長には価値のない数値であったり、ターゲットとずれた数値であったりする場合があるからです。さらには、見直しを通じて視点や視座を変えることで、コミュニティ自体のあり方への新たな気づきや、各ステークホルダーに今求められていることなど、大きく再定義をしていくことにもつながります。数値データの見直しと立ち返りは、コミュニティ成長の根幹を担う大事な評価となるため、数値データを見ることと、併せて取り入れることを強くオススメします。定期的に測定することが大事コミュニティの成長の評価は、「定期的に」測定しましょう。中には、何度もイベントを開催しているけれど、コミュニティ全体の数字に変化が出ないため、落ち込んでしまう運営者の方もいるかと思います。ですが、そこで落ち込みすぎる必要はありません。そもそもコミュニティは長期にわたり運営するもので、長い時間軸で考える我慢強い心持ちがポイントです。測定のタイミングは、企業様にとっては、四半期であったり年単位であったりと様々で、「このタイミングやサイクルであれば正解」と明確に示せる普遍的な期間はありません。一方で、イベント開催前の準備、開催当日や開催後などのサイクルで、都度振り返りをすることもおすすめです。例えば、1ヶ月に2回イベント開催する場合、その2回分、振り返りのサイクルが回せるため、振り返りをすぐに行えます。また、振り返りをするのであれば、できる限りすぐに実施することをオススメします。アクションを起こした時をきっかけに、積極的に測定しコミュニティを成長させましょう。結果と次のアクションをセットで評価しよう評価をするときは、結果だけを見るのではなく、「結果を受けて次のアクションにどうつなげていくか?」という振り返りまでをセットで実行しましょう。次のアクションとセットにすることで、参加者が主体性をもって議論できるというメリットがあります。振り返りは、誰かを吊し上げるための反省会ではありません。あくまでも「コミュニティを成長させる」ことが目的です。「目標達成のためにどのような活動ができるか?」「自分たちはどのような成長ができるか?」など、メンバーが主体性をもち、未来の自分に向けた約束として振り返りの機会を作ることがポイントです。このような振り返りをメンバー全員で作ることができれば、自然とコミュニティは成長していくでしょう。そのようなポジティブな雰囲気作りをする上では、コミュニティマネージャーのファシリテーションスキルも重要です。目標達成のためにできることを逆算しその答えが自然と出てくるような場を作り、ありたい方向に導けるようなファシリテートができるといいでしょう。そのためにもコミュニティマネージャーは、事前に各メンバーが「何をやりたくて集まっているか」を理解しておきましょう。その動機を起点に、各メンバーが今やるべきことや、動きやすい方向に導くことで、コミュニティの成長につながります。まとめコミュニティの成長について、2つの軸を用いた評価指標や、評価の頻度について網羅的に解説しました。原点に立ち返りながら、必要な軸を活用して、参加メンバー全員でコミュニティを成長させる仕組み作りが重要です。1人ひとりが主体性をもって「目標達成のためにどのような活動ができるか?」について考えて次のアクションをしてみましょう。【無償トライアル実施中】コミュニティのデータ活用・分析にKEEN Manager をKEEN Managerは、スター顧客を育成し、スター顧客を起点にバイラルな新規ユーザー獲得と他の既存ユーザーの成功の支援を実現するマーケティングツールです。導入企業は、KEEN Managerを活用することで社内の複数のツールやSNSなどのインターネット上に散在するエンドユーザーの行動および発信データを統合し、熱量の高いユーザーを発見することができます。KEEN Managerの無償トライアルはこちらから▼%3Cscript%20charset%3D%22utf-8%22%20type%3D%22text%2Fjavascript%22%20src%3D%22%2F%2Fjs.hsforms.net%2Fforms%2Fembed%2Fv2.js%22%3E%3C%2Fscript%3E%0A%3Cscript%3E%0A%20%20hbspt.forms.create(%7B%0A%20%20%20%20region%3A%20%22na1%22%2C%0A%20%20%20%20portalId%3A%20%2223387243%22%2C%0A%20%20%20%20formId%3A%20%22bfb39371-cd7c-470a-8d97-d0ab0e7c31ab%22%0A%20%20%7D)%3B%0A%3C%2Fscript%3E